こんにちはpokkeです。
先日紹介した母がレトロなミシンで作る殿様バック
殿様バックのその後
今回は殿様バックのその後です。
母の殿様バックは弟の提案通り、野菜と一緒に無人販売されました。
写真は弟のInstagramから拝借
野菜と殿様バックのコラボ♪ なかなかシュールですね~
価格は300円 思い切った値段ですね~(^-^;
母の殿様バックが売り出されたことは弟のInstagramで知っていましたが、
もしまだひとつも売れていなかったら母が落ち込むだろうな~と思っていたので母に電話で聞くのをためらっていました。
すると母から電話が・・・
「作ったバックが巾着以外はその日のうちに全部売れたの!」と嬉しそうな母の声
おぉ!すごい!
お手頃なお値段と、野菜を持って帰る時にちょうどいいらしく、毎回完売しているんだって!
すごーい!
しかも買ってくださった方がご自身のインスタグラムでとっても褒めてくださったみたいで、母は生き甲斐が出来たと大喜びしていました。
そんな風にはしゃぐ母の様子に私は胸が詰まってしまいました。
今月、父が亡くなってちょうど3年過ぎました。
父が亡くなって大人しくなっちゃった母から聞けた「生き甲斐が出来た」という言葉
80歳を過ぎても生き甲斐が見つかるなんて、素敵!
殿様バックとIKIGAI
たまたま最近見たCOOL JAPAN(NHK BS1)の世界を変えた日本の大発明スペシャルで4位に入っていたのが 「いきがい」という言葉
世界で注目されているんだって。
元々は2016年に出版された「IKIGAI」という本
日本在住のスペイン人の方が書いたそうです。
番組の中では
好きな事、得意な事、社会から必要とされる事、収入を得られる事の四つが重なるところが日本でいう「生き甲斐」だと紹介されていました。
私はこれを聞いた時に収入を得られることは生き甲斐にそんなに関係ないな~と思ったのですが、母の電話でハッとなりました。
母はずっと手作りを続けてきたので、殿様バックを作ることは好きな事で得意なことだったはずです。
それが一気に「生き甲斐」に昇格したのはまぎれもなく、社会から必要とされること、収入を得られることの二つの要素が増えたからです。
母にとっては四つの要素がどれも大事だったんですね。
本来とっても行動的で明るかった母の最近の口癖が「みんなに迷惑をかけたくない」になっていたのがずっと気がかりでした。
それがこの殿様バックのおかげで一気に元気になったようです!
殿様バックは一日に1個しか作れないようですが、楽しみながら作り続けてくれたらいいな~と応援しています!