こんにちはpokkeです。
ブログをシンプルにしたかったのですが、むちゃくちゃシンプルになり過ぎてしまったかも(^_^;)
何か少しは色が欲しいところですが、呪文が解明できないのでデザイン変更はもう少し先のお楽しみに取っておきます。
先日お店の新入社員ちゃんが家のミシンの糸調子が悪くて困っているという相談を受けました。
ミシンの糸調子の合わせ方
pokkeさん、家のミシンの糸調子がうまく合わないんです。故障でしょうか?
故障かどうかは次の事を試してから判断しようね。すぐに糸調子ダイヤルを動かしてもうまくいかないよ
★シーチング(普通の厚みの生地)を#11の針#60スパン糸で縫ってみましょう
- 針を新しい針に交換する(針は消耗品なので、曲がったり傷ついていると糸調子が合わない)
- ボビンに下糸を巻く・・・この時に必ずMAXのスピードで巻く(ゆっくり巻くと巻き方が安定しない)
- 下糸を正しくセットする(糸の巻かれている向きに注意)
- 上糸を正しくかける…この時押えは必ず上げておく、天びんの位置は一番上にする(押えを下げたままだときちんと糸が通らない)
ここまでやったら糸調子を自動か標準、無い場合は真ん中、に合わせて縫ってね。
これでも縫い目の調子が合わない時には糸調子ダイヤルで調整する
写真がイマイチ分かりにくくて済みません(>_<)
右は上糸の糸調子が強すぎる、真ん中は上糸が弱い、左は正しい糸調子です
上糸が強い場合は糸調節ダイヤルを目盛の数値の小さい方へ回す
上糸が弱い場合は糸調子ダイヤルを目盛の数値の大きい方へ回す
*この時必ず押さえは下げた状態でダイヤルを回す
まとめ
新人ちゃんの家のミシンは家庭用でボビン水平ガマのタイプでした。
職業用のミシンは下糸の調整も入ってきますが、上記のまず試して欲しいことは同じです。
普通の厚みの生地を#60スパン糸で縫ってみて、上記の方法を試してもうまくいかない時は購入店で相談しましょう!(ごめんなさい、本当の基本しかpokkeには分かりません。)
厚地や薄地はまたそれぞれに合ったミシン針や糸があるので、今回は普通地で試してくださいね
★糸調子合わせの基本は服飾の専門学校時代に学んだものですが、この間のJUKIアカデミーの講師の先生もまったく同じ話でした。基本はずっと変わらないのですね。
お読みいただきありがとうございました