こんにちはpokkeです。
昨日紹介した刺しゅうのミニバックは裏地を黒の帆布で作りました。
内側にポケットを付けていますが、ポケット布も帆布を使ったので、厚い生地でパッチポケットを作る時のポケット口の作り方をお話しします。
パッチポケットのポケット口の作り方(厚手生地)
ポケット口の縫い代を写真のように折ってから中縫いします。
上の写真だと表裏が分かりにくいので柄の生地で縫ってみますね。
ポケット口の縫い代は4㎝、周囲の縫い代は1㎝
ポケット口を写真のように中縫いします。
帆布の場合は縫い代が厚くてごろごろしてしまうので、段差をつけてカットした後に角の縫い代もカットします。
ポケット口の折り返し部分を裏側に返して角を整えると・・・
すっきり仕上がっています♪
もちろん、普通地の時はポケット口を三つ折りにするだけでも大丈夫です。
ほんのひと手間ですが、厚い帆布などで作る時には試してくださいね~
帆布とは
平織り作られた厚手の布
素材は綿の他、麻などもある
帆船の帆やテントなどにも使われるほど丈夫である
1号から11号まであり数が小さいほど厚手である
家庭用のミシンでも11号帆布なら縫うことが出来ますが、針を太くして縫ってくださいね。
帆布を日暮里に買いに行った記事はこちら
10号パラフィン加工の帆布でバックを作った記事はこちら
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ポケットの周囲の縫い方(便利なアタッチメント)
ポケットの端から1.5mmのところにミシンをかける
ポケット口にミシンをかけたらポケットの周囲を縫います。
ポケットの縫い始めに段差がある場合は押えの後ろ側に生地などをかませてくださいね(段差で押えが浮かないように!)
ポケットの周囲を1.5mmで縫いたいので私は1.5mmの右段付き押えを使っています。
これを使うと1.5mmのところに簡単にステッチが入れられます。
職業ミシンを使うなら絶対に持っておいた方がいい便利なアタッチメントです。
家庭用ミシン用は見かけた事がありません(家庭用ミシン用も出来るといいのに)
角まで来たら針を下まで落としてミシンを止め、押えを上げて方向を変えて次の辺を縫う。こうすると角がきれいに縫えますね。
ポケットの端から7mmのところに2本目のステッチをかける
今回はダブルステッチにしたいのでポケットの端から7㎜のところにもステッチをかけています。
この時に便利なのがこのステッチ定規(このステッチ定規は職業用ミシン用です)
こちらのステッチ定規は家庭用です。
上のステッチ定規はフラダンスのパウスカートを作る時のように平行に何本もステッチを入れる場合にはすごく便利です。
この他にマグネット定規などもありますが、布端からしか使えないので縫う場所によってはステッチ定規の方が便利ですね。
マグネット定規はこんな感じで使いますよ。
ミシンの針板についているガイドラインを見ながらでももちろん大丈夫ですが、ステッチ定規があると確実に入れたいところにステッチを入れる事ができます。
ダブルステッチはこんな感じに入りました。簡単ですね~
まとめ
パッチポケットはポケットの中でも一番簡単なポケットですが、きれいにつけるためには色々コツがあります。
便利な道具もあるので使ってみるといいかもしれません。
私はたくさんポケットのついているバックが好きなのでパッチポケットが大好きです♪
お読みいただきありがとうございました。