手作りとシンプル生活

手芸店で働きながら手作り生活を楽しんでいます

ナイロン生地でエコバックを作る時に気をつけたい事

こんにちはpokkeです。

 

手芸店ではマスク需要が落ち着いてきました。

 

そして先月からお問い合わせが多いのがエコバック用ナイロン生地について

 

ナイロン生地はどんな針と糸で縫えばいいですか?
初心者でも縫えますか?

 

では、ナイロン生地の取り扱いについて説明しますね。

 

 

ナイロン生地の特徴

ナイロン生地というのはエコバックやレインコートなどに使われている生地ですね。

丈夫で摩擦に強い
軽い
吸湿性が低い
熱に弱い

などの特徴があります。

 

私のブログではこちらの記事でナイロン生地の傘バックを作っています。

 

ナイロンというと女性用のストッキングなどにも使われている素材ですが、

今回はナイロンタフタやナイロンオックスのようなエコバックに使えるナイロンについての取り扱い方を説明していきますね。

 

ナイロン生地でエコバックを作る時に気をつけたい事

 ナイロン生地でエコバックを作る時に皆さんが困ることはこの2点ではないでしょうか?

  1. とにかく生地がすべる!
  2. アイロンがかけられない!

 

生地がすべるから気をつけたい事

ナイロン生地、特にナイロンタフタは薄くてエコバックにはピッタリですが、つるつるすべる生地なので裁断が大変です。

 

こんな時にお勧めなのがロータリーカッター!

ロータリーカッター45mm【クローバー手芸用品】【メール便 ( ゆうパケット ) OK】

 

もう何度もお勧めしているので、「知ってるよ~「」という方も多いと思いますが、

すべる生地ほどロータリーカッターの威力が発揮できます!

 

ポイントは生地が動かないように文鎮で押さえること

是非試してくださいね。

 

ロータリーカッターについてはこちらの記事で詳しく書いています

 

www.blog-pokke.xyz

 

ミシンをかける時は、もしワイドテーブルをお持ちの場合は使ってください!

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ワイドテーブルを使うと作業面が大きくなります。

 

左側の画像はワイドテーブルを使っていないので生地がすべり落ちて縫いにくいです。

 

右側の画像はワイドテーブルを使っているので生地がすべり落ちないので縫いやすくなります。

 

ミシン針やミシン糸は?

この質問が一番多いですが、ナイロン生地は普通のミシン糸と普通のミシン針で縫えます。

 

ナイロン生地の厚みにもよりますが、ナイロンタフタなら11番のミシン針、60番のミシン糸で大丈夫です。

私は11番のミシン針、60番のシャッペスパンを使いました。

 

押さえも普通の押さえで大丈夫です。

 

だいたいナイロン生地と同じコーナーにおいてあるラミネート生地は、押さえをテフロン押さえに変えた方が縫いやすいですが、ナイロン生地の場合は特に変えなくてもOK!

 

熱に弱いから気をつけたい事

ナイロン生地でエコバックを作る時に一番気をつけなければいけないことは

熱に弱いためアイロン掛けに注意が必要

 

そこで今回はナイロン生地がどれくらい熱に弱いか実験してみました。

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15㎝×15㎝のナイロンタフタ生地の下半分に当て布をして中温のアイロンを10秒かけました。

少し縮んでいるのが分かりますね~

 

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高温で10秒かけると15㎝の生地は13.5㎝まで縮んでしまいました。

スチームをかけるとクルクルと丸まってしまいました。

 

やはり熱には弱いですね~

 

では三つ折り部分はどうすればいいでしょう。

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こちらも私が絶賛お勧め中のコロコロオープナーですが、ナイロン生地にはあまり効果がありません。

折り目はつくにはつきましたが、生地が戻ってしまい三つ折りにはなりません。

 

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こちらは当て布をして低温で短時間だけアイロンをかけました。

折り目が少しつきましたが、やはり木綿や麻生地のようにしっかりと折り目がついたりはしません。

 

以上の結果からナイロン生地は熱に弱いため、アイロンはなるべく使わない方がいい。

 

どうしてもアイロンをかけたい場合は当て布をして低温ドライ設定で短時間でかける

(この場合も余り布なので試してからにしてくださいね)

 

縫い目をほどくとどうなるか試してみた

ついでにもうひとつ、縫い目をほどくとどうなるか試してみました。

 

ラミネート生地にミシンをかけて縫い目をほどくとこうなります。

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ミシン目に穴があいてしまいますね。

 

ナイロン生地も同じようにミシンで縫った後にミシン目をほどいてみました。

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三つ折りの端をミシンで縫った後にほどいてみましたが、それほど目立ちませんね。

ただ太い針で縫ったり、縫ってから時間が経っているものは目立つ可能性があります。

 

縫い跡の穴は綿や麻の場合はスチームアイロンをかけると目立たなくすることが出来ますが、ナイロン生地の場合はそれが出来ないので、縫い直しなどは気をつけましょう。

 

まとめ

ナイロン生地は綿や麻の生地に比べると初心者さんには少しだけ扱いにくいかもしれません。

アイロンがかけられないのできっちり折り目をつけることは出来ませんが、仮止めクリップなどを使えばそれほど縫いにくくは無いので是非挑戦してみてください。

Clover(クロバー) 仮止めクリップ<ロング> 8個入(赤・ピンク各4個) 22-737

ロングタイプは袋口など縫い代の幅が広い時に使います。

 

仮止め用のしつけテープなども利用すると縫いやすくなります。

両面テープ 水に溶ける 生地の仮止め用 / Clover(クロバー) 水溶性両面接着テープ

この仮止め用のしつけテープは水溶性なのでお洗濯できれいに溶けます。

テープの上を縫うとミシン針がベタベタになるのでミシン針で縫わない位置に貼ってくださいね。

 

今回作ったエコバックは横マチのレジ袋タイプです。

 

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