こんにちはpokkeです。
手芸店でけっこうよく相談されるのが、穴が開いたり、シミが付いた服のお直しの方法です。
ちょこっとだけ穴が開いたり、シミが付いただけでもテンション下がりますよね~
補修用の布や市販のワッペンやビーズを使う作戦もありますが、今回は刺繍でシミの部分をカバー出来るように簡単リメイクしてみます。
セーターを刺しゅうで簡単リメイク
今回刺しゅうでリメイクするのは下の画像のセーターです。
このセーター、糸がひっかかったのを、後ろに引き出して、直したところまではよかったんです。
でもその後、念のためにほつれ止め液を塗ったのが失敗
白く、シミになってしまいました。
しかも、結構目立つ場所です。
このセーターにシミが出来た失敗の話は,こちらでも書いています。
ダイソーのほつれ止め液とほつれ止めピケを比べてみました - 手作りとシンプル生活
今回は、このセーターのシミを刺しゅうでリメイクしますね~
図案選び
まずは図案選び
シミの位置は胸の位置より少し下です。
シミ自体は、小さなワンポイント刺しゅうで隠れそうですが、位置がイマイチです。
もう少し上ならワニでもいいのですが・・・
そこで選んだのはミモザの花刺しゅう
刺しゅう糸は緑と黄色の二本で済むし、ステッチも三種類だけです。
これなら私でも出来そう♪
セーターに刺繍する時、一番の問題点は図案の写し方だと思います。
普通なら図案をコピーペーパーで写せばいいのですが、ニットは写しにくい!
しかも伸びるので刺しゅうが刺しにくい!
そこで、使うことにしたのは、以前購入したダイソーの刺繍用下地シート
この下地シートは図案を写して、貼ってそのまま刺しゅうが出来ます。
刺しゅうした後に水洗いすれば、シートは溶けて刺しゅうだけが残る
おぉ!なんて便利♪
材料
用意した材料は
刺しゅう糸と刺しゅう用下地シート
刺しゅう糸はダイソーでも売っていますが、
二色だけなのでOLYMPUSの緑(206)黄色(581)を選びました。
発色の良さと艶感はやっぱりダイソーでは見劣りしますね。
図案を書いて、刺しゅうをする
今回は簡単な図案なので、直接下地シートに書きました。
最初はチャコマーカーで書きましたが、よく見えないので、油性マジックで上から書いています。
本当は水溶性のペンの方がいいですが、セーターが黒なので大丈夫でしょう。
葉と茎の部分だけ書いています、
茎の部分はアウトラインステッチ、葉の部分はストレートステッチです。
簡単簡単!あっという間に刺せましたよ。
シートの上から刺したので、セーターが伸びることもなく、刺しゅう枠を使わなくても刺しやすいです。
花の部分はフレンチノットステッチ(フレンチナッツ)です。
黄色が入ると一気に華やかになりますね~
シートを水洗いで溶かす
刺しゅうが終わったので、セーターを水につけて、シートを溶かします。
シートはみるみる溶けていきますが、糊の部分が残っていたので、揉み洗いして糊もしっかりと落としました。
出来上がり
こんな感じで刺しゅうが完成しました。
シミがあったのはミモザの花の先端部分です。
シミは全然気にならなくなりましたね。
おわりに
今回はシミのついたセーターを簡単リメイクしてみました。
リメイクはビフォアフターの変化が楽しいです!
シンプルなセーターが華やかに生まれ変わって、ちょうど今の季節にピッタリのセーターになりました。
ダイソーの刺繡用下地シートを使うと簡単に刺しゅうすることが出来ました。
ただ、先日ダイソーに行った時には見つけることが出来ませんでした。
私がこれを購入したのはもう何年も前なので、もしかしたらもう無いのかな~
すごく便利なんですけどね。
cosumoのスマ・プリという同じような商品もありますが、
これもどのサイトでも売り切れていますね~
ひとつだけ注意点あります。
刺しゅうする時に、針でセーターの糸をひっかけない様に!
ここで糸がひっかかると、それをまた直すためにリメイクが必要になりますからね~
(実は途中でやらかしました)(>_<)
リメイクはとっても楽しいです。
こちらは装飾ダーニング
ジーンズをリメイクして作ったスカートに施しています。
初めての装飾ダーニングにチャレンジ♪ - 手作りとシンプル生活
最近補修やリメイクの記事が増えたので、手作りのカテゴリーにリメイクを増やしてみました。
ではでは、皆さんも手作り楽しんでくださいね~