手作りとシンプル生活

手芸店で働きながら手作り生活を楽しんでいます

紐(ひも)の作り方、端の折り方を変えると仕上がりが違ってくるよ♪

こんにちはpokkeです。

今回は簡単に出来る紐の作り方です。

端の折り方を変えるだけで仕上がりが違ってきますよ♪

 

下の記事で書いたのは折マチの巾着袋ですが、

おさるのジョージの巾着は共布で紐を作っています。

 

市販のまる紐とはまた違った印象になるので、

好みによって使い分けるといいと思います。

www.blog-pokke.xyz

f:id:tukurukun:20210204201111p:plain



 

 

 

紐の端の折り方

裁断

今回は幅1㎝の紐を作ってみます。

生地を4㎝幅で裁断する。長さは必要な長さ+縫い代2㎝

 

出来れば紐の長い辺を縦地で裁断する

(長い辺が縦地の方が伸びにくく、ミシンがきれいにかけられるので)

 

生地の縦地と横地の違いは、こちらの記事で書きました
www.blog-pokke.xyz

 

ロータリーカッターを使うと、簡単にまっすぐに切ることが出来ます。

f:id:tukurukun:20210204201146p:plain



端の折り方3種類

4㎝の幅の生地を1㎝幅になるように折れば1㎝のひもは出来ますが

端の処理をきれいにしたいですよね。

そこでどんな風に端を処理したらきれいになるかを考えてみましょう。

 

どの順番で折ったらきれいに出来るか試してみます。

 

写真の上のひもは先に短い辺を1㎝折り、その後、長い辺を1㎝折る

写真の下のひもは先に長い辺を1㎝折り、その後、短い辺を1㎝折る

f:id:tukurukun:20210204201213p:plain



 

折る順番の違い分かりますか?

 

f:id:tukurukun:20210204201240p:plain



長い辺をもう一度折ると1㎝幅のひもになる

 

上の写真を見ると先に短い辺を折り、その後長い辺を折った方がおさまりがよく

紐の端がきれいに仕上がりますね。

この状態で端ミシンをかければ完成ですが、もっと収まりがよくなる方法もあります。

 

まず長い辺を中心に向かって上下1㎝ずつ折る

f:id:tukurukun:20210204201312p:plain



上から1㎝折ったところはそのまま、

下は折った部分を伸ばした状態にして

短い辺を折る

f:id:tukurukun:20210204201349p:plain



写真の様にもう一度上の長い辺を1㎝折る

f:id:tukurukun:20210204201416p:plain



次に下から1㎝折り上げて角をきちんと入れ込む

目打ちを使うと簡単に入れ込むことが出来ますよ。

f:id:tukurukun:20210204201442p:plain



こんな感じにきれいにおさまりました

ミシンをかける方法 

もう一つミシンをかけて端をきれいに整える方法を紹介しますね。

f:id:tukurukun:20220203101919j:plain





ひもを中表に半分に折り、もう一度半分に折ります。

 

f:id:tukurukun:20220203102049j:plain

 

その状態で端をミシンで縫います。

 

 

f:id:tukurukun:20220203102200j:plain

縫ったところを開いて、ひっくり返します。

 

f:id:tukurukun:20220203102331j:plain

こんな感じで端がきれいにおさまります。

 

 

f:id:tukurukun:20210204201732p:plain



ぐるっとステッチで押さえると出来上がりです。

 

まとめ

布端は折る順番や、中縫いするなどの方法よって仕上がりの状態が少しずつ違います。

どの方法が正解ということはないので自分がきれいに出来る方法を試してみてくださいね。

 

ちなみにこの紐の端からミシンをかけるのが家庭用ミシンではなかなか難しい!
なぜかというと、家庭用のミシンはジグザグステッチがかけられるようになっています。
そのため針穴が大きく、そこに生地の端が引き込まれてしまうからなんです。
職業用ミシンは直線縫いだけに特化しているので針穴が小さく出来ています。
そのため衿先や紐の角などをうまく縫うことが出来ます。

 

 バイアス地で作る紐はこちらの記事で書きました

www.blog-pokke.xyz

 

お読みいただきありがとうございました。