こんにちはpokkeです。
pokkeさんの額縁始末やってみたんですけど、うまくいきませんでした。どうしたらうまくいきますか?
どこがうまくいかなかったのかな?
初心者さんからこんな質問がありました。
以前私が書いた額縁始末の縫い方を参考にしてくださったようです。
今日は額縁始末のポイントをもう少し丁寧に説明してみますね~
簡単な額縁始末の方法
額縁始末とは、ランチョンマットなどの角を絵画の額縁の様に仕上げる始末
角をこのように仕上げます。
額縁始末の方法は色々ありますが、
私のやっている方法を紹介します。
正確に裁断する
まず、ランチョンマットを作る場合は、
きちんとした長方形に生地を裁断しましょう
これ大事です!
こちらの記事に詳しく書いたので
参考にしてくださいね。
こちらの生地は縦30㎝横40㎝で裁断しました。
出来上がり寸法は縦26㎝横36㎝です。
必ずきちんと直角になるようにしてください。
ここが出来ていないと額縁始末がうまくいきません。
1㎝折り返し、ミシンをかける
縫い代1㎝を裏側に折り込み、アイロンをかける
アイロン定規を使う方法
工作用紙で作ったアイロン定規を使っています。
市販のアイロン定規も打っていますが、
ダイソーの工作用紙で簡単につくれますよ~
この方法でもいいですが、初心者さんにお勧めなのは次の方法
2㎝のところに印をつける
私が使っているのは
ソーラインシャープペンシル
画像では線がよく分かるようにしてありますが、本当は細い線が引けます。
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水溶性なのでお洗濯すると消えますよ~
2㎝の線に生地端を合せてアイロンで折り目をつける
4辺全部にアイロンをかけてくださいね。
こうすると正確に1㎝で折ることができます。
では額縁のミシンをかける位置
左下の角で説明しますよ~
左側の辺を下側の辺に合わせて折る
ずれないように気を付けてください。
折り込まれている角を出す
図の部分にミシンをかける
この時、きちんと直角になっていないと額縁始末がうまくいきません。
必ずきちんと直角にしてくださいね。
縫い始めと縫い終わりは返し縫してください。
きちんと直角にしてくださいと言いましたが、
私は慣れているので、印はつけないで、針板の印に合わせて縫っています。
どうやって合わせるか分かりますか?
慣れていない場合はきちんと印をつけましょう♪
縫い代を切り落とす
ミシン目から5mmのところで切り落とす
この部分も切り落とす
ほつれやすい生地の場合は注意してください。
ひっくり返して、周囲にミシンをかける
縫い代を割って、ひっくり返す。
ひっくり返すと、ちゃんと額縁始末が出来ています。
4つの角全部を額縁始末してくださいね~
ぐるっと一周ミシンをかける
この時私が使っているミシンの押さえはとっても便利
両段付き押さえ
【工業用・職業用】 1.5mm両段付き押え ≪メール便OK≫ | ||||
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1.5mmのところにコバステッチが、
簡単に入れられます。
以前から持っていたのは、
右段付き押さえでしたが、
両段付き押さえは、右側でも左側でもコバステッチがきれいに入ります。
うまくいかなかった原因
初心者さんがうまくいかなかった原因は、そもそもの裁断での失敗でした。
きちんと正確に長方形を裁断出来ていないと、その後の作業もうまくいきません。
そして、1㎝の折り返しも正確ではありませんでした。
そこで今回の記事では、簡単に1㎝の折り返しが出来る方法を紹介しています。
以前書いた額縁始末の記事では、直角でミシンをかけないと どうなるかを検証しています。
終わりに
すべての作業を正確に!
これがうまくいくコツなんですが、
初心者さんには難しく、
面倒に感じるかもしれませんね。
ただ、いつも作業を丁寧に正確にする癖をつけておくと、自然と意識しなくても、
スピーディーに正確な作業をすることが、
出来るようになります。
1枚目より2枚目、2枚目より3枚目の方がうまくなります。
自分なりのコツも分かるようになります。
是非何枚か作ってみてくださいね~