手作りとシンプル生活

手芸店で働きながら手作り生活を楽しんでいます

旬の食材を母と一緒に食べられることの幸せ

こんにちはpokkeです。

 

実家へ行ったり来たりの生活をしています。

疲れますが、そんな私の楽しみは、実家の母の回復具合を見る事と、

お土産にもらう旬の野菜や山菜♪

 今回は旬の真竹と実山椒をもらってきました。

 

真竹の煮物

皆さんは真竹って知っていますか?

私もよく知らなかったのですが、

スーパーで売っている孟宗竹の筍より細くて、収穫時期がちょっと遅いそうです。

そして掘るんじゃなくて、ポキポキ折って収穫するんですって。

 

もう下処理がしてある真竹をもらいました。

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短冊状にカットしてメンマ風に煮る事にします。

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本当のメンマは発酵させるらしいですが、もちろんそれは面倒なので、

あくまでメンマ風の味付けで煮るだけです。

 

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タッパーいっぱいに出来ました。

おかずにもおつまみにもいい感じ♪

 

ちりめん山椒 

実山椒の話は一年前にも書いています。

 

 

今回もちりめん山椒を作ります。

 

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山椒の実から葉と軸を外すのに1時間かかりました。

 

ただ、この作業は母とおしゃべりしながらしたので、時間はそんなに気になりませんでした。

一人で黙々とするのは結構面倒な作業かもね。

 

実山椒の下処理は塩を入れた熱湯で茹でて、水にさらしておきます。

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水にさらす時間によって、ビリビリ度が変わってくるそうです。

途中で嚙んでみて辛みを確認し、1時間でざるにあげました。

 

いっぺんに全部は使いきれないので冷凍保存しておきます。

 

去年はちりめん山椒の味付けに苦労したので、今回は砂糖なしで作ってみましたよ。

酒、みりん、醤油だけで作った今年のちりめん山椒はバッチリ好みの味になりました!

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実山椒の保存方法にみりん漬けという方法があるそうです。

その話を聞いて、思い出した映画があります。

 

リトルフォレスト 

大好きな映画です。

この映画の中では自然の中で「旬の食材を生かした食事」が何度も登場します。

自家製のウスターソースを作る場面でたしか、「山椒のみりん漬け」が入っていたな~と思い出しました。

 

木の芽味噌

 山椒の葉っぱの部分は木の芽味噌にしてみます。

 

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すり鉢ですります。

 

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すごい緑色、香りが部屋中に充満しています。

山椒はミカン科なので、柑橘系の爽やかな香りですね~

 

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白みそと砂糖、みりんを入れて完成しました。

味噌を入れてもまだきれいな緑色です♪

 

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全部実家でもらってきた野菜だらけのメニュー♪

地味ですが、手間はかかっています。

 

母が作ってくれていたメニューはこんなに手間がかかっていたんだな~と

自分で作ってみて、改めて感じました。



旬の食材を母と一緒に食べられることの幸せ

 若い時には全然気にしていなかった旬の食材

 

あと何回、「母と一緒に作れるのかな~一緒に食べられるかな~」と思うと何だかとても貴重なものに思えてきました。

 

母の要介護認定はまさかの要介護5でした。

要介護5とは食事、排せつ、入浴といった日常生活全般において全面的な介助が必要な状態で、意思の疎通もあまりできない状態だそうです。

 

たぶん一番ひどい状態でせん妄も出ていた時に介護認定の方が来たのと、4月にも脳梗塞で入院していたので、医師の意見書も重いものだったのかもしれません。

 

私も長い介護生活を覚悟していましたが、母はものすごい回復力で回復してきたんです!

まわり全員が「寝たきりになるかも」と覚悟していた中で、本当に頑張ってくれています。

だって、もう近くの公園まで散歩に行けるんですよ~(*^^)v