こんにちはpokkeです。
ハンドメイド好きに話題になっているNHK Eテレの「ソーイング・ビー」にはまっています♪
先週のソーイング・ビーでは子供服対決が行われました。
胸元がゴムシャーリングで肩ひものついたサマードレスが課題でしたね。
その中でサンドラが苦戦していたのがバイアス地で作る肩ひもです。
通常肩ひもはバイアス地で作るとは決まっていませんが、この課題ではバイアス地で作るという指示があったのでしょうね。
ではpokkeも参加者気分でバイアス地の肩ひもを作ってみましょう!
バイアス地でひもを作る
バイアス地とは
以前の記事で布にはたて横・上下がある記事をかきました。
上の写真では右端が布の耳で矢印の方向がたて方向です。
このたて方向に対して45度の角度が正バイアスですね(写真で斜めの線がバイアスの方向です)
バイアス地の特徴
たて地や横地に比べて生地が一番伸びます。
そのためバイアス地で作ったバイアステープはカーブなどにもなじませる事が出来ますね。
フレアスカートをバイアス地で作るとフレアーがきれいに出ます。
ただし、伸びやすいのでたて地や横地に比べると扱いが難しい面もあります。
バイアス地でひもを作る
出来上がり巾1㎝くらいのひもを作ってみましょう。
正バイアスの向きで5㎝の幅で生地を裁断します(長さは必要な寸法より少し長めにしておきましょう。)
5㎝の幅の生地を半分に折ります。
半分に折ったバイアス布を1㎝の幅で縫います。
縫い始めと縫い終わりは返し縫いをしましょう。
縫い目から5mm残して縫い代を切り落とします。
あとはひっくり返すだけですね! 簡単!
ただし、ループ返しがないとひっくり返すのは大変です。
これさえあれば簡単にひっくり返すことができます(サンドラはループ返しをもっていなかったのかな?)
写真のようにループ返しを生地に差し込んでいきます。
この時ループ返しがつかんでいる生地が少なすぎると途中で外れてしまいひっくり返すことが出来なくなるので注意してください。
こんな感じでひっぱっていきます。慎重にね♪
反対側から出てきましたよ。
このまま全部がひっくり返るまでひっぱりましょう。
縦の布目で作るタイプのひもの作り方はこちらの記事で書きました
細いひもや布ループを作る
ソーイング・ビーで肩ひもを褒められていたローレンの肩ひもは細かったですね。
肩ひもが、あそこまで細い必要はなさそうですが細いひもも作ってみますね。
一番上は最初に作った幅1㎝のひも,次が7mm、4mm、3mmの太さに作りました。
3mmのひもは布ループとして使えますね♪
細いひもを作る時の注意点
縫い代は多めに裁断する
針目を細かくする
生地の端からでなく、端から1㎝位のところから縫い始める
斜めにカットすればループ返しが使える
布の端からではなく布端の1㎝位下から返し縫いをして縫いましょう。
布端から縫うと幅が4mmや3mmの場合ループ返しをセットするのが難しいです。
(ひもの幅が広い場合は端からでも大丈夫です)
途中から縫っておけば布端を斜めにカットしてループ返しをセットすることが出来ます。(写真のままでは布端が多すぎるのでもう少しこの後カットしました)
布ループを作る場合は布端を広めに縫う方法もありますね。
このブラウスを作った時の布ループは布端を広めに縫う方法で作っています。
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まとめ
バイアス布でひもを作る時は最初から縫い代を少なくしてしまうとうまく縫えません。
縫い代を多めにしておいて、あとから細くカットするのが失敗しないコツです。
ループ返しを使うと簡単にひっくり返すことが出来るので用意しておくと便利です。
細い布ループを作る時も縫い代をかなり多めにしておいた方が縫いやすいです。
先日お店のスタッフがパターンの指示書に「1.5㎝の巾にバイアス布を切って、3mmの布ループを作る」と指示があったけれど、その方法で作るのはものすごく難しかったと言っていました。
この指示書通りだと1.5cmのバイアス布を半分に折って約7mmになったバイアス布の3mmのところを縫うことになります。
これだと縫い代の部分をきちんと手で押さえることが出来ないので3mmの部分を縫うのが難しいですね~
前回のソーイング・ビーの対決ではバイアス布で肩ひもを作る指示だったようですが、サンドラの様にたて布で肩ひもを作ることももちろん間違いではありません。
たて布でひもを作る時の方法もそのうちブログに書きたいと思います。
ソーイング・ビー ますます楽しみです♪
お読みいただきありがとうございました。